Perfume4年ぶりの新アルバム「PLASMA」、皆さんもう聴きました!?
結成20周年の節目を経てさらに成長し進化していくPerfumeを感じられる集大成的なアルバムで、たいへん素晴らしかったです。
それで、アルバムを聴いて感じたというか改めて認識したことなのだが、Perfumeの音楽、前作アルバムと比べて明確に変わっているよね。
特に分かりやすいのがギターの音!!
以前から思ってはいたのだが、少し前までの「近未来、機械的、電子音、EDM、仮想世界」というようなイメージから離れて、むしろかなり人間的で少し懐かしいようなものを感じる。(懐かしいのはもちろん流行が関わってるだろうけど)
「Time Warp」「ポリゴンウェイヴ」「マワルカガミ」等はエレキギターの音が非常に印象的だったり、「Drive'n The Rain」はイントロが雨と雷の環境音(今までこういうのって「Butterfly」くらいしかないよね!?)で始まったり、あと「ハテナビト」の歌詞とか、とにかく自然や生命を想起させるようなモチーフが多いのだ。あとこれは気のせいかもしれないけど、声の加工が抑え目な感じがする。より生声に近いというか、各ソロパートでは「歌っている!!」という感覚が強い。
じゃあこれがどういう事かというと、(素人の憶測でしかないのだが……)機械と生命の共存なのではないか、とここでは解釈しておく。
コロナ禍を経て生への執着というか、とにかくそれでも生きていかねばならない、それには未来との調和が必要であり、人間はからくり人形のネジ巻きを回して彼らと共存し、それによって生まれうる残酷さとか、うまいこと説明できんけどもそういうことを感じるアルバムだなと思いました!!
今後の時代の変化と、それに合わせてPerfumeとPerfumeの音楽がどう進化していくのか楽しみ!リアルタイムで追えて本当に嬉しくて楽しい。Perfumeが大好きです。
最後に一言。
特典のBlu-rayで大画面で見る再生のMV、昔の映像ガビガビすぎてワロタ