今まで全くエヴァンゲリオンに触れてこないオタク人生だったのだが、たまたま見る機会を与えられたのでTVシリーズを見た。なお初見とはいえ、キャラの大まかな性格とか、なんとな~くどういう感じの話かとかは知っている状態。
第壱話 使徒、襲来
ある日ザッピングをしていると、たまたま地方局で初回が再放送されているのを発見した。これはラッキーだと思い視聴を開始する。
ちなみに発見したとき既に放送開始から15分ほど経過しており、最序盤は完全に見逃している。「シンジくん江♡私が迎えに行くから待っててネ💋←ココに注目!!」も見ていない。今思うとこの時点で物語を理解することを放棄している。
完全初見でエヴァTVシリーズの再放送見てるんだけど、ゲンドウを見ると「ゲンドウがめちゃくちゃ爽やかな顔で髭を剃っているコラボの絵」が脳裏を掠めて集中できない
— 栗饅頭 (@kuri_atama_) 2022年10月4日
こちらはTwitterに残した感想。
余談だが、放送日時は2022年10月上旬でありその直前にキングオブコントでニッポンの社長がエヴァのパロディネタをやっていたのを見ていて、本編見ながらかなりよぎってしまっていた。
私は暗転好きですよ。
その後普通に視聴を続けていたのだが、第六話のとある展開に衝撃を受ける。
第六話 決戦、第3新東京市
それを見て、Discordの某サーバーにこういった感想を書き込んだ。
10月からエヴァTVシリーズの再放送がやってるので完全初見してるんですけど、
「笑えばいいと思うよ」ってこんなに序盤のセリフなの!?!?もっとクライマックスでやるくだりだと思ってたからめっちゃビックリしちゃった こんないい感じなのに、まだここから物語がどんどん二転三転するんだ……という絶望感
これを機に、毎話ここに感想を書き込んでいくことを決める。以下はそのサーバーと、Twitterに残した感想のまとめである。
第七話 人の造りしもの
相田が分かりやすいお調子者キャラなのに対してトウジくんは妹思いのマジメで硬派な男だと思ってたのに、なんかちゃんとミサトさんに色めき立ったり綾波の太ももに興奮したりしてて、なんか、萎えるな~~ そこが良いというのも分かるけど
こいついきなりトウジの話しかしてねえな。サブキャラに惹かれてしまうのは私の昔からの習性。
第八話 アスカ、来日
・アスカかわいすぎる
・インターネットで見たことあるシーンがいっぱい出てきた
初見エヴァ 相田とトウジのコンビが結構好きなんだけど、重苦しい作品のコメディリリーフ的なキャラが好きかもしれない(心はいつでもコメディを求めているので)
— 栗饅頭 (@kuri_atama_) 2022年11月22日
第九話 瞬間、心、重ねて
ほのぼの回じゃん
ほのぼの回もあるんだ
今思うと本当にそうだったね……
初見エヴァ見てるけど エルピスの斎藤ってもしかしてめちゃくちゃ加持!?
— 栗饅頭 (@kuri_atama_) 2022年11月29日
同時期にドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」も見ていたんですけど立ち位置がかなり似ているキャラがいたんですよね。当時Twitterで検索したら同じこと言ってる人1人しかいなかったんだけど、インスパイア元の一つとかになっててもおかしくない感じだったんだよな。
第拾話 マグマダイバー
耐熱仕様の弐号機かわいい~~~~!!
勉強してた内容が問題解決のヒントになるの、進研ゼミの漫画?
オチがしょうもなかったのも印象的である。
第拾壱話 静止した闇の中で
これすごい良かったな~。一番好きな回。
第拾弐話 奇跡の価値は
アスカが登場してから作風が明るくなって、なんだ思ったより見やすいじゃ~ん!と思ってたけどまたなんか難しくなってきたな
アスカと委員長が仲良しなのいいね
第拾参話 使徒、侵入
下からゆっくりせり上がってくるミサトさんと下からゆっくりせり上がってくるゲンドウで笑っちゃった
大人の人が頑張ってる回、好き!!
なんだこの感想。
第拾四話 ゼーレ、魂の座
お正月で一週空いたから内容覚えてるかなと思ったら、前半パートが総集編みたいな感じで助かった~ 丁度2クール目だからかな
シナリオって何~!?全部ゲンドウが仕組んでるの!?
第拾伍話 嘘と沈黙
・なんか……みんな可哀想だな……ずっとそうだけど……
・アニメでよく見るだだ広くて簡素な墓地からゲンドウが巨大メカみたいなのに乗ってシンジくん置いて帰っちゃうシーン、そんな大がかりなメカ出すなら乗せてったれよと思った
・アダムとかゼーレとか抽象的なことばっかり話しやがってよ~~~!用語集が欲しい 何が何のことだか分からなくなっちゃうから
ここから文章形態を箇条書きに統一する。
第拾六話 死に至る病、そして
・今回の使徒のビジュアル怖すぎる
・真っ黒な影とか今まで見たことないタイプの演出がいっぱい出てくるな~ なんか流れ変わった感じ
・シンジくんの自分との対話のシーン、全然わけわかんないけど「これこれ、エヴァってこれだよな~~」と思った
・急に核心に近づきすぎじゃない!?エヴァって本当は何なの!?
・次回、予告の感じだともしかしてトウジくん乗る?トウジくん好きだから出番久々で嬉しいな
・↑今気づいたけどアスカ達の顔に真っ黒な影がかかってる演出って使徒がそういう攻撃してくるやつだったから!?
第拾七話 四人目の適格者
・加持ってほんま……ほんまコイツ……こういう人が一番世の中うまくやってくんだろうな……
・相田みたいな軍事に関心ありすぎるタイプはパイロットに選ばれないと思う
・学校の描写だったりとか、相田とかトウジくんとかの「外の人達」が好きで今回はそっちにスポット当たってて嬉しかったけど、なんかもう外じゃなくなってきてるし次回予告で最後の日常とか言ってるしもうやめてくれよ
第拾八話 命の選択を
・綾波がゲンドウポーズしてる!無意識に真似しちゃうやつかな 何て言うんだっけ
・あのさあ
こんなのあんまりだよ
第拾九話 男の戰い
・マヤってずっと「ダメです!」って言ってる 戦闘でダメじゃなかった事がない
・「碇シンジです!」の有名なシーンだ~!最初の頃はあんなにやる気ないなら帰れって感じだったのに、もうシンジくん無しではネルフやっていけない状態にまでなってしまったんだね 引き返せない所まで来てしまった恐ろしさ
・激アツシーンなんだろうけどエヴァの「人感」の部分、ちゃんと気持ち悪い
第弐拾話 心のかたち 人のかたち
・エヴァも包帯で手当するんだ 歯も眼球もあるしやっぱりキモいな
・シンジくんの己との対話シーン、いつも不気味だけど見入っちゃう!こういう演出、怖いもの見たさを掻き立たされて良い
・いつも19時から再放送してるんだけど今回26時からで、何だろうと思ったらめちゃくちゃセックスしててワロタ しかもめちゃくちゃ長くてワロタ(家族で見ました!!)
今Wikipedia見て知ったけど当時は普通に全話18:30~放送だったんだ。マジで?
第弐拾壱話 ネルフ、誕生
・セカンドインパクトが起きたのが南極なのか 前に何で2人でオーロラ見に行ってたんだろうと思ってた(多分この辺は既に説明されてる、お前が真面目に見てないだけ)
・碇って奥さんの姓なんだ~ってかゲンドウの旧姓何!?六分儀って初めて聞いたし字も今知った
・ちょっとあまりにも救いが無さすぎないか どうしたら良かったの?
第弐拾弐話 せめて、人間らしく
・やっとアスカと綾波がエレベーターに乗ってる有名なシーンが出てきた 長尺の気まずさの演出すごいな~
・精神汚染攻撃ってキショすぎる!アスカがめちゃくちゃになってるシーンで明るい光が差して讃美歌が流れるの、「手つき」だ
・ロンギヌスの槍ってこんな感じなの!?
・アスカ、こんなに精神的に限界なのにまだ加持が死んだこと知らないのか……本当にやめてあげてほしい……
実は見始めてから3ヶ月間ずっと「アスカと綾波がエレベーターに乗ってる有名なシーン」を待ち詫びてたんだけど、ここまで引っ張られると思わなかった。
第弐拾参話 涙
・ミサトさん、ちゃんと仕事してるし気丈に振る舞ってるけど部屋が荒れてるの、な~……
・委員長のパジャマがチャイナなのかわいすぎ!!
・リツコさんなんで全裸なの?
・めちゃくちゃ重要な回なんだけど、正直昨日のオモコロ特集が脳裏にチラついてしゃーなかった
↑放送の前日に公開された記事。チラしゃー。
第弐拾四話 最後のシ者
・アスカ 所謂ツンデレキャラなので一番の旨味は隙を覗かせることなんだけど、だからってここまで崩壊させることないだろ
・ゲンドウ、どんな気持ちでリツコを抱いてるんだ……
・ネルフにこんな銭湯みたいな所あるんだ ネルフのマーク入った風呂桶おもしろすぎ
・カヲルくんが使徒なのは知ってたんだけど、登場~使徒バレ~退場まで早すぎないか!?もっと2話くらいかけるもんだと思ってた 新劇でどんな感じなのか知らないけど、このタイミングで1話だけ出たキャラが今でもメイン張ってるのすごいな~
・リリスとリリンって名前似すぎだろ!!
第弐拾伍話 終わる世界
・急にめちゃくちゃ抽象的になった……
・最終回前にそれぞれの状況を確認しておこうの回なんだと思うけど、こんな同時にやるなって
・対話の中にカヲルくんはおろかトウジくんと相田も出てこないんだ……
・人類補完計画というからには全人類への話だと思うんだけど、この世界に数多いるであろう「完全に無関係の人」が可哀想すぎる 内輪でやっとけ!それとももしかしてそういう人はもういないのか?
最終話 世界の中心でアイを叫んだけもの
・いや、前回から直接続いてるのかよ!
・実写!?
・よく分かんね~すぎる
・途中で違うアニメ始まっちゃうシーン思ってたより長くてウケた ここたっぷりやりたかったんだろ
・終わっちゃった
・全然分かんなかった
・これってそもそも劇場版も込みで作られてるんだっけ?旧劇、いけんのか……??
総括
いろいろ思うことは山ほどあるんだけど一番に思うのは、エヴァンゲリオンってオタク文化の代名詞であり、綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーって萌えキャラの代名詞じゃないですか。当時からたくさんのオタクがその2人に熱狂していたわけで。
あの、それって、本当に??
どう考えても「萌え」とかそういうレベルの話ではなくないか?まぁトウジくんと委員長とかにはそういう気持ちは無いことはないが、メインキャラに関しては……。
自分も第八話の感想では「アスカかわいすぎる」と言ってはいるんだけど、話が進んでいくにつれてアスカも綾波もかわいいとか言っていい状態ではないだろ!となってしまって、見る前とはキャラのイメージが激変したと同時に、今でも「萌え~」の気持ちでやってる人って凄すぎるな、というのを強く思った。もしかすると大体の人が表層だけ見てそういうことを言っているのかもしれないけど。
以上、『なんかよく分からなかったけどすごいものを見た』でした。余裕があったら旧劇とその先のシリーズ追うの頑張ってみます。