意志がよわ日記

栗饅頭のブログ

透明な飲み物を認めたくない

いまの日本は空前の透明な飲み物ブームである。
ジュース、紅茶、コーヒー、コーラ、なんでも透明にしておけば売れる「透明の時代」が来ている。

が、私は絶対にこの波に乗せられるもんか、と強く思う。いまだに一滴たりとも飲んでいない。
なぜって、意味がないからだ。

おそらくこのブームの火付け役になったのは透明なレモンティーだと思う。 なんか、「見た目は水なのにレモンティーの味を再現!」みたいな感じで売り出していた。飲んだ人もそんなことを言っていた。


じゃあレモンティー飲んだ方がよくない??????


好奇心、というのは分かる。 私だってどんなもんか飲んで確かめたいとは思う。
でも、そこで一回飲んで「ふーん、こんな味なのね」と確認したら、もう2度と飲まなくないか?
透明な飲み物を定期的に買って飲む人、いるんだろうか?

どうやら、「会議中などにジュースを飲んでいると白い目で見られるから、透明な飲み物は助かる」という意見もあるようだ。
なるほど、確かにね~~…………


お茶とかコーヒーはよくない???????????


やっぱり面白いから透明にしてるだけだろう。それとも、私が知らないだけで社会ってそんなに厳しいのだろうか。私が普通の社会人になったら会議でワインをラッパ飲みしたい。


そんな私だが、透明な飲み物の中で普通に飲んでるものもある。
「ヨーグリーナ」だ。
あれはめちゃめちゃ美味しい。
でも、あれとかフルーツ味のいろはすって「透明な飲み物」ではなくて「味のついた水」なのだ。
この2つの違いは非常に大きい。

もともと「水」から派生したものだったのに、いつから「既存の飲み物」の派生で透明なものが作られるようになったのだろうか。


いろいろなことを書いたが、私はこれからも透明な飲み物は飲まないと思う。 もし飲むときがあれば、それはこの世のすべての飲み物が透明になったときである。