意志がよわ日記

栗饅頭のブログ

ゴールデンボンバーのMVでふざけているもの、いないもの

かれこれ6年ほどゴールデンボンバーのファンをやっているんですが、こういうオモロを提供しているバンドなだけあってMVがやっぱりおもしろい。そして最近彼らはYouTube公式チャンネルを開設し(それまでは事務所のチャンネルにあった動画が移行された)、今までショートバージョンしか無かったMVも見られるようになったのだ。というわけでいくつか紹介させてください。

 

ふざけていないやつ 

まずはレアケースである真面目なMV。もともと楽曲自体はウケを狙ったものは少なく良い曲揃いなので、MVがちゃんとしていると楽曲の良さがかなり際立つ。先入観なしで鬼龍院翔の音楽を堪能していただきたい。

 

☆101回目の呪い


ゴールデンボンバー「101回目の呪い」MV

まず曲がシンプルに格好いい。

いわゆる女々しくてバブルの最中、ゴールデンボンバーがおもしろ集団としてお茶の間に浸透しだしたタイミングでこの曲を出したの、男らしいな…。ラストシーンは考察の余地あり。

 

 

☆さよなら、さよなら、さよなら


ゴールデンボンバー「さよなら、さよなら、さよなら」MV

一番に着目すべきはドラム樽美酒研二のスティックである。普段彼はスポンジ製のフニャフニャスティックを使用しているが、本MVに関しては本物である。この徹底的にオモロを排除する姿勢から、本気度がうかがえる(ベースは?)。

最後、声が遠ざかるのに合わせて歌詞字幕が薄れていくのがいい演出だなあ。

 

 

☆片思いでいい


ゴールデンボンバー「片想いでいい」Short MV

すみません、これは私も最近初めて見たので詳細が分からないんですよね。終盤急にふざけ出したらどうしよう。

レコーディング風景のドキュメントっぽい映像。テレビでよく話されてますけどレコーディングは鬼龍院さんしか参加しないので他メンバーは出てきません。

 

 

 

過度にふざけているやつ

はい、ここからが本番です。

まぁ上記3作品以外は全ておもしろ系なのですが、その中でも群を抜いて意味が分からないものたち。なんなんだよ。

 

☆女々しくて-K-POPバージョン-


ゴールデンボンバー「女々しくて-K-POPバージョン-」MV

当時のK-POPブームに露骨に便乗した楽曲。全員女装がキレイ。

中盤から入る、メンバーがビビンバやキムチ等の韓国料理を黙々と食べていくカットがシュールすぎる。どことなく全体からヤケクソ感が漂っている。

 

 

☆僕クエス


ゴールデンボンバー「僕クエスト」MV

「最近アニメが面白い」というフレーズが有名だがそんなことはどうでもよくて、遊戯王の主題歌でありタイトルは「クエスト」なのにも関わらずがっつりストリートファイターのパロディというMV。「ウパルログ」「ブランキャン」などの分かりやすいパロディから始まるものの、2番からは完全にオリジナルのキャラが登場して混沌を極めている。なんだよ、霊園青山って。

 

 

成犮很酷


ゴールデンボンバー「成龙很酷」MV

ジャッキーチェン映画のパロディ…らしい。私は元ネタをあまりよく知らないのでこのMVを完全に楽しめていない。悔しい!

メンバーが登場するたびにふざけの濃度と「劇終」へのスピードがどんどん高まっていくのが見所。研二の出オチっぷりが素晴らしい。

 

 

☆さよなら冬美


ゴールデンボンバー 「さよなら冬美」MV

大真面目にふざけているのでかなり好感が持てる。設定や状況はよくある雰囲気であり、序盤では冬美(喜矢武豊の女装)のビジュアルくらいしか引っ掛かる点はないのだが、終盤にかけて一気にオモロ度が加速していく様子は凄まじく、見ていて気持ちが良い。

 

 

☆アモーレ


ゴールデンボンバー「アモーレ」MV

本当に意味が分からない。このMVマジでなんなんだ?この曲がラウンドワンのCMに使われてた時期なんだったんだ??一番面白いのはラスサビ、物語が盛り上がってきた部分でずっとニコニコボックスステップを踏んでいる歌広場・樽美酒両名。

 

 

タツオ…嫁を俺にくれ


ゴールデンボンバー「タツオ⋯嫁を俺にくれ」MV

そもそも作詞/作曲/歌唱:樽美酒研二   という楽曲である時点でおもしろいことは確定なのだが、さらにMVが拍車をかける。

他楽曲もそうだが2番からのオモロの加速とラスサビでの畳み掛けが尋常ではなく、MV全体を通してあまりにも情報過多である。暴力的なおもしろ。

 

 

最初にも言いましたがこれ以外のMVもしっかりおもしろくて、楽曲も良いです。よかったらお暇なときに見てみてくださいね。

 

 

Golden Clips

Golden Clips

  • 発売日: 2015/03/30
  • メディア: DVD