音楽を聴くのが好きだ。
いつかブログで趣味の話をしたいと考えていたので、私がどんな音楽を経てどんな音楽を好んでいるのかをつらつらと書いて傾向を見ようと思う。
【2009年頃】
そもそも、私が本格的に「アーティストにはまり、CDを聴く」という経験をしたのは嵐が初めてだった。
ちょうど彼らが10周年を迎えるあたり(ということは10年前……)に親の影響で聴き始めたのだと思う。当時すでに大人気だったのでTV番組を追うなどもしていた。「驚きの嵐!世紀の大実験 学者も予測不可能SP」頼むから復活してください。
今でもアルバムは聴いているしファンに変わりないのだが、当時から今まで10年間依然箱推しである。
【2011年頃】
その次にハマったのはあろうことかボカロである。
ちょうどこの頃にインターネットを覚えたのと(というか、うごメモ)、兄の影響で聴き始めた。友達にノベライズを貸してもらって読んだり、ボカロ縛りカラオケに行ったりしていた。当時小学生なので親同伴でボカロ縛りである。正気か?
このときの私はニコニコに染まりきっており、一番オタクであったともいえる。
ちなみに世代の曲はこのあたりである。多分。
当然のようにカゲプロも好きだったし、アイマスもすでに知っていた。
一番好きな曲はこれです。古っ
【2013年】
恐らくこのまま成長して今に至っていたら目も当てられないヤバ・オタクになっていたのだろうが、そこから抜け出すきっかけとなった人達にこの時出会った。
ゴールデンボンバーである。
2013年といえば彼らはブレイク真っ最中、テレビやCMに引っ張りだこなあの頃。
もちろん存在は知っていたのだが、私が彼らを好きになったのはYoutubeだった。
秋ごろ、3DS版のYoutubeが配信された。スマホも持ってない当時、私は3DSで動画を見まくっていたのだが、おすすめ動画にやたらと彼らが出てくるのだ。
あまりにも鬱陶しいので一回見たら消えるかな、と見てみたところ、
ゴールデンボンバー 「フライング・ギグ -これが本物のエアーライブだ-」Part1【GOLDEN BOMBER】
ゴールデンボンバー「水中ライブ -NO AIR,NO LIFE- 」Part1 【GOLDEN BOMBER 】
な、なんだよ、こいつら……おもしれえじゃねえか………!
完全に惚れてしまった。経緯がこんななので悔しい。
ちなみに、これより以前に親戚の車でCDを聴いたことがあり、彼らを好きになる以前に好きだった曲があるという不思議な状態になっている。
私が初めて買ったCDは彼らのアルバムです。
【2014年頃】
私には「好きな人の好きなものも好きになる」傾向がある。
ゴールデンボンバーは歌広場淳氏を特に推しているのだが、今でこそジャニーズ、というか松潤担で有名な彼は生粋のバンギャである。
そんな訳で、ヴィジュアル系にハマった。
これに関してはかなりニワカなのであまり詳しくは語れないのだが、今も長いこと好きなのは己龍というバンド。
先日とある事情で一時的に名前がひらがな表記になっていた彼らだが、見た目も曲も割と好きだ。みんなかっこいい。
ちなみにこのMVで女形(女装)の一色日和さんは現在は普通に男装である。時の流れ。
って、これじゃ根本の解決になってないじゃん!!!
ニコニコ、ボカロから外に出られたのにいきなりヴィジュアル系に来てしまったので結局サブカルのままである。
皆でカラオケに行ったときとかどうするんだ?
もっと、一般的な趣味を持たなければ………
というわけで来たのがPerfumeだったのだ!!
Twitterによく、Perfumeに入ったきっかけとして「アイマスMADから」と書いているのだが、もちろんそれはその通りである。しかし、今でこそ一番好きなジャンルであるPerfumeは元を辿ればこんな理由、いわゆるフェイクだった。
アイマス界隈で有名な「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」、「スウィートドーナッツ」の2曲が気になっており、それを聴くために「Complete Best」というアルバムを買った。そして、「エレクトロ・ワールド」に衝撃を受けたのが本格的に入ったきっかけである。
[Official Music Video] Perfume「エレクトロ・ワールド」
そしてなんと、以前から所持していた親から貰ったウォークマンには、親が入れた「GAME」と「⊿」が入っていた。好きになるべくしてなったのかもしれない。
【2016年】
ご多分にもれずcapsuleも好きになった。capsuleとの出会いに関してはちょっと色々あったので別で書きます。
当時から初期の曲が好きなのだが、好きになりたてのころに「栗饅頭さんってcapsuleとか好き?」と聞いてきた(自己紹介カードみたいなのに「Perfumeが好き」と書いていたので恐らくそこから推理したのでは)中学の同級生のテクノ好き男子のことを私は絶対に忘れないだろう。彼も初期、特に「CUTIE CINEMA REPLAY」が良いと言っていた。今、彼とものすごく友達になりたい。音楽の趣味が合う友達がいないのだが、私はそのチャンスを中学時代に逃していたのだ。
ピアノがいるバンドいいな~と、WEAVERもこの年に聴き始めた。まだPerfumeと事務所が同じであることを当時の私は知らない。
【2017年】
「久保みねヒャダこじらせナイト」という番組内で「渋谷系池袋ソング」をつくる企画があった。
【公式】池袋へ行くつもりじゃなかった/ 【久保みねヒャダこじらせナイト】
この曲や、いわゆる「渋谷系」と言われている曲を聴いて、「あ、私たぶんこの系統が好きだな」と感じたのでYoutubeで漁っていた。
結果、小沢健二、ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギターに行き着いた。
この時ぐらいから90年代好きに拍車がかかっていった。もともとイラスト等は好きだったが、古めの音楽を聴くようになった。解散したバンドを好きになったのも初めてかもしれない。
私がこれらの曲を聴いて「あぁ、いいなぁ」と思ったその翌日、小沢健二が19年ぶりのシングル「流動体について」を発表した。そんなことある?
夏ごろには兄の影響もあり邦ロックの波が来た。
フレデリックとヤバイTシャツ屋さんのファンになった。
フレデリックに関してはその前の年、「JAPAN COUNTDOWN」という番組のオープニングで初めて曲を聴いた。「大事なことは本人に言えよ」って変な歌詞だな~と思っていたので、今こんなにドハマりしている事実にウケている。
フレデリック「トウメイニンゲン」Music Video | frederic"Tomei-ningen"
ヤバTはMVのヤバさがとにかく良かった。そしてセットで岡崎体育も。
同じく「JAPAN COUNTDOWN」から、ORESAMAも気になって聴き始めた。前述の通りすっかり90年代カルチャーが好きだったので「80~90年代を意識している」というのにすごく惹かれた。
この年すごいな。新しい音楽に出会うのが楽しくなってきたのだと思う。
【2018年】
前年に比べて新たにハマったアーティストは少ないが、中でも一番ハマったのは東京事変および椎名林檎である。
前にも記事に書いたが、親の影響なので家にCDやDVDが割とあるという恵まれた状況からのスタートで、いきなりたくさん曲を知ることができた。
さっき書いたがピアノがいるバンドが好きなので、東京事変は超うってつけである。伊澤さん、好きだ……。
そして不謹慎な話ではあるが、RIP SLYMEが活動休止を発表してからというものめちゃくちゃ聴いている。
昔から大好きなのだ。かなり幼少の頃から車中とかで聴いていたので思い入れがすごい。今になって新たにアルバムを聴いているが、やはり良い。
【2019年】
そして現在に至るわけである。一貫性がないとよく兄に言われるがそうだろうか。
ちなみに今気になっている人達は及川光博、キリンジ、岡村靖幸、サカナクションです。
今年はライブにもいっぱい行ってみたい。