サウザンド・ドリームズ

先日、高校生活3年目にして初めて「友達の家に遊びに行く」というイベントを果たした。
誰かの家を訪ねるのはなんか楽しくて好きだ。でも自分の家には絶対に人を上げたくない。

私は友達の部屋に上げられたが、どうやらその隣の部屋では彼女の兄がギターを弾いているようだった。うちでも兄がよくギターを弾いているので私と彼女は環境が似ている。

時々、その部屋からギターの音漏れが聞こえてくるのだが、なんだか聴いたことのあるような曲だった。でもさすがに曲名までは分からなかった。

しばらくして、曲が変わった。
ん？まてよ、このコード進行……

椎名林檎の「罪と罰」じゃないか？？

東京フレンドパークに、光るボタンを押して曲を演奏し、何の曲か当てるゲームがある。私の母はそのゲームの、ボタンを押す前に流れているベースラインだけで曲を当てるのが得意だった。
いま私は、それと同じことをしている。

しばらくしてまた曲が変わった。私は友達と遊んでいるが、そちらに耳を傾けることにも集中している。

今度は東京事変の「透明人間」だ！
最近椎名林檎や東京事変を聴きはじめたばかりなのでタイミングがいいというか、自分が今好んで聴いている曲が演奏されているのがとにかく嬉しい。
あと多分最初に聞こえた曲は丸の内サディスティックだな。

また曲が変わった。次は「修羅場」だ。今すぐ隣の部屋に入って「東京事変好きなんですか！！？」と問いただしたいが、顔を合わせてすらいない上に失礼甚だしいのでぐっと気持ちを抑える。

いやー、次はどの曲が来るだろう。
期待に胸を躍らせて耳を澄ます。
すると、次の曲が聞こえてきた！

ミュージックステーションのメインテーマだった。

東京事変を弾けよ！！！！！！！

服装と成長

ファッションセンスが欠落している。

バイトをしていない上に金欠なのでユニクロやGUくらいでしか服を買わないし、それらのブランドがダサい服の代名詞として扱われているのもいまだに疑問である。

雑誌はかさばるので買わない。

「アニメキャラの私服がダサすぎるwww」みたいな記事を見ても、「そうか…？」と思う。(さすがにあまりにもヤバいやつは分かるが)

このままではダメだ。

ところで、小学校低学年のころ、きらりん☆レボリューションのゲームでよく遊んでいた。DSではなく、イオンのゲームコーナーとかにあるやつ。ラブandベリーよりもこっち派だった。

手持ちのカードできらりちゃんをコーディネートしてステージに立つというルールだったが、ちゃんとコーディネートしていた記憶がない。

セットになっている衣装があるのだ。おそらくそれだと得点が高い。
当時の私は地元のフリーマーケットでセットのカード一式を揃えて、余裕綽々とゲームに臨んでいた。

あれから時は流れ、現在の私はミラクルニキというお着替えRPGアプリで遊んでいる。もともとはファッションセンスを磨くために始めたが、高得点を出すにはバランスを無視した支離滅裂なコーディネートをするしかない。
そして、イベントで手に入るセットの衣装を集めるために頑張っている。

ここまで人間が成長してないことあるか？？

牛乳寒天

牛乳寒天をつくる
なんだか食べ物の記事ばかりだが、食事は人間にとって不可欠なものなのでまぁ仕方ないだろう。

事の発端は今年の1月、琥珀糖を作ったときに買った粉寒天がそれはそれは余った。うちの母親はそんなに本格的な料理をするタイプではないので全く使わず、さすがにもったいないのでゼリーでも作ろうと思いたった。

ところで今「ゼリー」と打ったら次の候補に「フライ」と出てきたが、ゼリーフライってそんなにメジャーなものなの？？

みかんの缶を開ける。現代っ子なのであまり缶切りの扱いに慣れていないがひとりで頑張る。なぜならこのとき家に誰もいなかったから。

いただきます。

…

……

……………

おいしい。

ちょっと「寒天を食べている」感が強いが、まずいかおいしいかで言ったら断然おいしいのでOK。

寒天はまだあるので次はジュースを使ったゼリーとかを作りたいと思っている。
ゼリーカップを買ったのに結局タッパーで作ってしまったので、今度はそれを消費するためにも。

だめな食事をした

学校が午前で終わったので、大好きなじゃがいもを1人で食べたいだけ食べる夢を叶えた。

小さめのじゃがいもを3つレンジでふかし、皮をむいたらそこからあらゆる感情を「無」にしてつぶす。ある程度つぶれたところで自我を取り戻し、バターと牛乳、塩こしょうを入れる。また無心になり、すべての神経を芋を混ぜることだけに費やす。

あっという間にマッシュポテトの完成である。

最高だ。すべての主食をこれに代替したい。
食後にものすごく体調が悪くなったがそんなの知ったことか。美味しかったのだから後悔はしていない。

ヤバイTシャツ屋さん「げんきいっぱい」感想

兄が買ってきてくれたので聴きました。

☆01.鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック

CMでしょっちゅう聴く曲。サビの「キャッチーな感じ～」ってとこはかなり耳に残るので、本当に激キャッチーなのでは？
こんなタイトルだけどヤバTの中で1番メッセージ性があると思った。ヤバTに限らず私の好きなアーティストはCD不況・音楽離れについて言及してくれるので、こちらも考える機会になって良い。

☆02.かかとローラー

かかとにローラーがついた靴を履いた子供にぶつかられた、車じゃなくてよかった、という出来事を歌った歌。メロディがかっこいいし、曲の構成もいい。「アメリカっぽいギターソロ」があるが、言うほどアメリカっぽいか……？

☆03.ざつにどうぶつしょうかい
あまりにもタイトル通り。どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわい。サビの後ろのギターがめちゃくちゃかっこいい。楽曲のかっこよさと歌詞のどうでもよさが比例する、そんなバンド。

☆04.鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック(岡崎体育　remix)

安心と信頼の岡崎体育クオリティ。ファミコンっぽいピコピコアレンジは大体間違いない。ラスサビが素敵。

☆くそDVD

丘で、げんきいっぱいやー！
満足度がかなり高い約30分。道重さゆみの地元・山口県で、手術前のこやまさんをげんきいっぱいにするためのツアー映像。 ふぐ刺しをああやって食べるやつ、やっぱり全人類の夢なんですね。食べたい。

ヤバイTシャツ屋さんのシングル、初回盤でもなぜかハチャメチャに安いので、気になっている方はぜひCD形態で買って下さい。

知パ

友達と知パ(知育菓子パーティー)をした。

友達は普通のねるねるねるねとおえかきグミランドを持ってきた。私は「まじょまじょねるねる」という、CMでおなじみの『あの魔女』がパッケージに描かれたやべーねるねるねるねを持ってきた。

とても楽しかったし、おいしかった。なぜか今まで出会った私以外の人類は全員、ああいうお菓子はまずいと言うが、普通においしくないか？それとも私の舌が幼すぎるのだろうか。

これはそのやべーねるねるねるね

いい歳になって知育菓子のしくみにテンションが上がるのはアホらしいし楽しい。
次はたのしいケーキやさんをやろうね、と決めた。

にわか雨

今日の10時くらいに雨が降っていた。弱くはない雨で、傘をささないとまずい感じの雨だった。雨はだんだん強まって、雷も鳴ってトレンド入りしていた。

私は高校生なのだが、今日のちょうどそのくらいの時間に体育の授業があり、外で授業をした。
そこそこの雨に打たれながら走った。
グラウンドを勢いよく走ると、水たまりから泥水がはねて体操服に茶色い飛沫がかかった。

なんで何にも悪いことしてないのにこんなことしなくちゃいけないんだろう、と思った。というかむしろ楽しくなっちゃった。私はあまりにもまずい状況に陥ると楽しくなっちゃうタイプだ。

それから2、3時間後にはすっかり雨がやんだ。それどころかめちゃくちゃ晴れた。
なんなんだ。

こんな寒いなかでわざわざ私たちだけこんなことしなくてもいいのにな。
疲労困憊の状態で帰りの電車に乗っていると、私の2つ隣に座っていた小学生がプールバッグを持っていた。

まさか……